ハースストーン拡張セット「凍てつく玉座の騎士団」全カード評価 Part.1

7/29 カード評価Part.2を公開しました。

ハースストーン新拡張「凍てつく玉座の騎士団」全カード評価 Part.2

2017.07.29
7/30 Part.2にカード評価を15枚追加しました。
7/31 カード評価Part.3を公開しました。

(8月4日更新!)ハースストーン新拡張「凍てつく玉座の騎士団」全カード評価 Part.3

2017.07.31
2017年8月上旬に発売が予定されているハースストーンの新拡張「凍てつく玉座の騎士団」の収録カードについて評価していきます。

カード画像とともに英語版しか発表されていないカードの日本語テキストも記載していますので、カードリストとしてもどうぞ。

カード評価の前にお前は誰だという方は先にこちらの自己紹介をどうぞ。

このブログについて

2017.07.26

評価方法

各カードは10点満点で評価しています。
点数の基準については以下の通りです。

10点: 他のカードとのシナジーを必要とせず、純粋にカード単体としてカードパワーが高い。
(例: ドクター・ブーム、ティリオン など)

5点:平均的なカードパワーで、他のカードを評価する際の基準となるカード。
(例: 魔力なる知性、センジン・シールドマスタ など)

0点: 何らかのカードの完全下位互換になっていて、ゲームに勝つことを目指す上で存在価値が無いカード
(例: グマグレイジャー←タール・クリーパーが存在するため など)

今回は初回ということで、カード評価をしていく中でこれら以外の点数の基準を整備していきたいので、 10点,5点,0点にだけ明確な基準を設けています。

前置きはここらへんにしてさっそくカード評価いってみましょう!

カード評価

更新日が新しい順に表示しています。

7月28日更新分

蒼白の召術師

蒼白の召術師
点数:
      7点(ミラーイメージを活用出来るコンボデッキにおいて)

コメント:
4/2/6と体力に比重が置かれたスタッツとミラーイメージを手札に加える効果から守りに特化したミニオンという印象を覚える。
手に入るミラーイメージ自体が単体で強力なカードではないのでどのデッキにも入ってくるようなカードではないが、
競売人やアントニダスを採用して呪文を連発するコンボデッキにおいてはコンボ用途はもちろんのこと自ヒーローの体力を守る・ミニオンをトレードから守るなどいぶし銀の活躍が見込める。
7/30追記
このミラーイメージはデッキ外から手に入るものなのでクエストの達成にも一役買いそうだ。


ビュートリサイド教授

ビュートリサイド教授
点数:
      7点

コメント:
準備するというフレーズが見慣れないが、どうやら秘策を手札に加えるのではなく直接場に貼ってくれるらしい。
当たり前だが覆面の女ハンターとの相性は抜群。
純粋なカードアドバンテージの面でも、マナのアドバンテージの面でも強力なカードではある。
ただしそのマナコストの重さがネックで、基本的にこのカードの効果を発揮するためには自身の4マナ+秘策の2マナの計6マナが必要となる。
6ターン目に手札を2枚使い、5/4が1体と秘策を2枚貼るという行動は悪くはないが、既存のハンターの6ターン目の行動とは大きく違ったものとなっているので
よりコントロールに寄せた構築に居場所を見出すほかなさそうだ。
4/5/4というスタッツ自体が平均値を満たしていること・条件次第だがアドバンテージを稼げるカードであることは間違いないので7点とした。


山火の甲冑

山火の甲冑
点数:
      6点

コメント:
相手のターンのみ断末魔が発動されるという特殊なカード。
3/4/3というスタッツの面から基準はクリアしている。
装甲を獲得して嬉しいデッキタイプはどっしりと構えるようなコントロール系だが、そのようなデッキに3/4/3を構築段階から採用したいかとなると怪しい。
入れるとすればシールドスラムなどの装甲シナジーを期待してというような理由だが、断末魔が相手ターンのみという制約から能動的に発動させることも出来ない。
断末魔はオマケ程度に考えるのが良さそうだ。


ブラッドクイーン・ラナセル

ブラッドクイーン・ラナセル
点数:
      3点

コメント:
このカードが一体何枚のカードを捨てれば標準スタッツに乗り、生命奪取分おトクな、つまりデッキに入れる価値のあるミニオンになるか考えてみよう。
5マナのミニオンの標準スタッツは5/6だ。このカードの元々の攻撃力は1。つまり4枚のカードを捨てなければおトクなミニオンにならない。
仮に4枚捨てたとしても、そのおトクさは生命奪取がついただけだ。
もちろん後半にこのカードを引ければ大きなサイズで圧倒できるかもしれないが、序盤にこのカードを引いてしまい捨てないよう祈りながら魂の炎を打つ場面を想像すると息が詰まる。


タルダラム公爵

タルダラム公爵
点数:
      7点

コメント:
マナが3に減った代わりに、スタッツをコピーしなくなりデッキ構築に制約が課されるようになった無貌の操り手だ。
使い方は無数にあるので一つずつあげつらうことはしないが、先輩との大きな違いはやはりマナコストだ。
あちらがコピーに四苦八苦していた高コストミニオンをこちらは簡単にコピーすることが出来る。
例えば、平時でも7コストミニオンまでを同時に出しコピーでき、コイン1枚でコスト8ミニオン、ドルイド限定にはなるが練気を使えばコスト9のミニオンまでをカバー出来る。
制約は激しいが、強さに見合ったものだと感じる。


サメグマ

bearshark

日本語テキスト:
呪文やヒーローパワーの標的にならない。
点数:
      6点

コメント:
3/4/3、獣、呪文やヒーローパワーで除去されないと三拍子そろった優等生的なカード。
ではあるが、この効果であるならば2マナ帯のミニオンと容易にトレードされる4/3ではなく3/4の方が重宝されただろう。
ハンターの3マナが激戦区なのも向かい風か。


Bring It On!


日本語テキスト:
装甲を10得る。相手の手札にあるミニオンすべてのマナコストを2下げる。
点数:
      1点

コメント:
10という数字のインパクトで高く評価したくなるが、ウォリアーは1マナで装甲を5得るカードをすでに持っている。(鉄の皮)
1枚で2枚分の働きをするのは確かに偉いが、マナコストが安くなっているわけでもない。
そんな緩やかなメリットに対してデメリットが強すぎる。極端なアグロ相手であれば展開を待ち全体除去で一掃出来るかもしれないが、その他のデッキタイプ相手にはかえって首を絞める場面が多そうだ。


Leeching Poison


日本語テキスト:
自分の武器に生命奪取を付与する。
点数:
      1点

コメント:
カード1枚と2マナを払って生命奪取を付与するだけは、弱い…。
現状この拡張のワーストカードだ。
変わったコンボも思い浮かばない。


Coldwraith


日本語テキスト:
雄叫び: 凍結している敵がいる場合、カードを1枚引く。
点数:
      9点

コメント:
他のヒーローであればここまで高評価にはならなかったかもしれないが、メイジにはフロストボルトがある。
たとえ凍結ポーションを無駄打ちして出したとしてもカードアドバンテージの面から損することは無い。むしろ1体凍結させた分得をしている。
さらには3/3/4という恵まれたスタッツである。
この拡張で有用な凍結カードがさらに用意される(はず)ことを考えると、期待を込めて9点としてもバチは当たらないだろう。


Sindragosa


日本語テキスト:
雄叫び: 0/1のFrozen Championを2体召喚する。
Frozen Championのテキスト
断末魔: ランダムなレジェンダリーミニオンを1体手札に加える。
点数:
      6点

コメント:
8/8であるこのカードとFrozenChampionの断末魔次第で最大3枚の大型ミニオンを確保出来る可能性のあるカード。
コントロール向けのカードだが、8マナを使って出したターンに盤面に何の影響も与えないことが気がかり。
メイジならばヒーローパワーで自力で破壊することが出来るが、FrozenChampionに挑発が欲しかった。
個人的に注目したのはカードデザインの面で、凍っているChampionをメイジのヒーローパワーで解凍して手札に加える流れがオシャレ。


Voodoo Hexxer


日本語テキスト:
挑発
このカードがダメージを与えたキャラクターを凍結させる。
点数:
      8点

コメント:
5/2/7挑発というカードが持ついやらしさは横丁の鎧職人を想起すれば誰しもが思い当たるところだろう。
ダメージを与えさえすればいいことから、挑発を活かせる相手のターンはもちろん自分のターンでも能動的に凍結を付与させていける。
このカード単体で何かアドバンテージを得ることが出来る効果ではないが、凍結を必要とするも強力な効果を持つ他のカードをサポート出来るカードだ。
すでに公開されている凍結が必要だが強力なカードである氷砕きをはじめ、今後公開される凍結関連のカードに注目したい。


7月27日更新分


霊魂鞭打

霊魂鞭打
点数:
      6点

コメント:
キーワード能力が自身に付いている珍しい呪文。
生命奪取はこの拡張セットから追加されたキーワード能力で、与えたダメージ分自ヒーローを回復する効果。
シャーマンのメイルシュトロームのポータルが1コストミニオンを出さなくなった代わりに生命奪取をするようになったとイメージすれば分かりやすいか。
あちらとはたまたま呪文ダメージトーテムを引き当ててからぶっ放すインチキムーブの有無が大きな違いと言えるだろうか。
とは言えカード同士で比べれば、1点の全体ダメージが有効に機能するアグロデッキ相手には生命奪取の有効さに軍配が上がる場面が多そうだ。


死線の追跡者 レクサー

死線の追跡者 レクサー
点数:
      7点

コメント:
この拡張セットで新しく登場したカードタイプ、ヒーローカードの一種。
ヒーローカードは使用すると自分のヒーローが入れ替わるが、その際に雄叫びを発動し右下の数値分アーマーを得、そしてヒーローパワーが変わるという特徴を持っている。
このカードのヒーローパワーに関しては実際に動画を見るのが早いだろう。

前置きが長くなったが、ここからカード評価。

雄叫びについては、本来パラディンが4マナのカードを1枚消費して相手のミニオンに全体2点を与えることを考えればオマケとしては大変優秀だと言える。アーマーに関しても悪くは無い。
最後に肝心のヒーローパワーだが、明らかにコントロール向けの守りに入った効果だと考えている。
理由は単純で、バ獣を生み出すその効果は強力だがバ獣を出すためにかかるマナコストが重いからだ。
バ獣生成にかかるマナコストが2、さらに作り出すバ獣を場に出すマナコストはベースとした2体のミニオンのマナコストが合計される。
例えばマナコスト5のバ獣を生成して場に出すだけでヒーローパワーを含めれば7マナかかるわけで、この行動だけでそのターンに使えるマナはほぼ無くなる。
生成の過程を含め非常に楽しい効果だが、個人的にはここまでマナを使うならば手に入るミニオンのコストがもう1ほど少なくても良かったのではというのが正直な感想だ。


ケレセス公爵

ケレセス公爵
点数:
      6点

コメント:
マナコスト2のカードを入れないことを条件にデッキにある全てのミニオンにバフがかかる中立のレジェンダリーミニオン。
デッキ構築自体に干渉してくる条件であるため、構築段階からデッキの方向性を意識する必要がある。
2ターン目にこのカードを出すことを前提として2種類考えられるが、
1つ目は、ミニオンは3コスト以上だけを採用したミッドレンジ〜コントロール型のデッキ。
このタイプは中盤からミニオンのサイズで圧倒することが出来そうだが、どうしても1ターンに出せる数がマナの面から限られてくることから2コストのカードを一切採用しないという制約に見合ったものではないように思う。
次に2つ目は、コスト1のミニオンを大量に採用したアグロデッキだ。
2コストのカードを採用出来ないことから、コスト1ミニオンを大量に入れ、3コストに少量のミニオン、4,5コスト帯はフィニッシャーやゲームチェンジャーを採用する形になるだろう。
このタイプはかなり尖ったデッキレシピになるだろうが、ケレサス公爵によるバフをもっとも盤面に還元出来るという意味で可能性を感じる。
制約の厳しさからこの点数だが、この制約がコスト2のカードではなくコスト2のミニオンであるならば文句なしの高評価を叩き出していたであろう。強すぎるか。強すぎるな。やっぱりこれでいい。


浅めの墓穴掘り

浅めの墓穴掘り
点数:
      4点

コメント:
体力1というスタッツの低さが気がかり。
構築級では無いように思う。闘技場でも他の二択と比較して取らされることになるくらいのレベルか。


チルブレードの勇者

チルブレードの勇者
点数:
      3点

コメント:
突撃と生命奪取が噛み合っていない。
突撃を求めるデッキタイプはアグロで、生命奪取を求めるデッキタイプはコントロールだ。
このカードでしか出来ない役割をこなせるシーンはアグロ同士の対決におけるフェイスのどつき合いだが、そのために4/3/2のスタッツを許容してこのカードを入れるかというと怪しい。
ヒーローが違うので一概には言えないが、「コルクロンの攻撃力と体力を1ずつ下げますが生命奪取が付きます。どうですか?」と聞かれて首を縦に振るプレイヤーはほぼいないだろう。


涜れし爆弾

涜れし爆弾
点数:
      2点

コメント:
断末魔によるデメリット効果が痛い。
盤面にミニオンを展開しなければ確かに帳消しには出来るが、1,2,3ターン目にミニオンを置くことを放棄するのであれば4ターン目は全体ダメージ呪文などの何かしらの除去を打たなければ取り返せないシーンなのではないかと思う。
4マナの標準スタッツである4/5から1/1だけバフされるのと引き換えでは割に合わない。


疫病科学者

疫病科学者
点数:
      5点

コメント:
味方のミニオンに猛毒を付与するコンボ効果を持つ3/2/3。
このスタッツでこの効果であれば弱いカードでは無いと思うが、このカードが現在の構築に入るかは怪しい。
デッキタイプにもよるが、基本的にローグは武器や優秀な軽い除去で相手のミニオンを処理して自分の出したミニオンをトレードから守りつつ戦略が主流なため、確定除去化するとは言えミニオンを消費しなくてはいけないこのカードは使いにくい場面が多そうだ。
逆に、相手のデッキに大型ミニオンが多かったりこちらに優秀な除去カードの枚数を確保出来るわけではない闘技場においては、スタッツがそこまで低くないことと相まってピックするシーンが出て来るように思う。


ブラッドレイザー

ブラッドレイザー
点数:
      8点

コメント:
デスバイトの亜種。
比較するとパット見攻撃力の低さが目につくが、全体1点ダメージの効果が2回も使える上に装備時にも雄叫びと合わせれば単体に3点与えられることから盤面への影響力はむしろデスバイトを上回ったのでは。
生憎デスバイトの活躍を支えた、というよりむしろデスバイトが支えたパトロンは既にスタンダード落ちしているが、より武器としての殺傷能力を上げて帰ってきたように感じる。
このカードの出現で現在のウォリアーの主要全体ダメージ呪文である魚のエサがより打ちやすくなっている点にも注目か。


氷砕き

氷砕き
点数:
      7点

コメント:
突如現れた凍結シナジー武器。
現状のシャーマンのカードプールではこのカードを満足に活用出来ることは難しいが、拡張で凍結させる効果を持つ強力なカードが追加されれば3マナで3回振れる軽さも相まって間違いなく暴れるカードになるだろう。
今度の凍結カードに期待。


ネルビアンの解絡師

ネルビアンの解絡師
点数:
      6点

コメント:
すでに盤面をとっている状況であるなら有効に働くカード。
ただし自分の呪文のマナコストも増やしてしまうことから、盤面がトントンもしくは不利な状況で出すと逆に首を絞めてしまうような状況に陥りやすい。
ドルイドであればマナ加速からこいつを放り投げて蓋をしてしまう芸当が出来るが、ドルイド自身もまた強力なスペルを多く抱えたヒーローであるので果たして。


 

カード評価の続きはこちらからどうぞ
Part.2

ハースストーン新拡張「凍てつく玉座の騎士団」全カード評価 Part.2

2017.07.29

part.3

(8月4日更新!)ハースストーン新拡張「凍てつく玉座の騎士団」全カード評価 Part.3

2017.07.31

まとめ

 

Kyrie
本日は11枚のカード評価を追加しました。
これで残りは昨日追加された分+本日深夜に発表された分のカードなので、明日更新分で追いつけそうです。
それにしてもすごい凍結推し…。
リッチキングの”圧”を感じますね。
 
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